2010年04月23日

WD20EARSでソフトウェアRAID5その後

 ちょっと前に10TBのファイルサーバたてるぞ宣言をしましたが、週末と夜の時間を利用して、WD20EARSを6台投入したファイルサーバを組み立てました。OSは訳あってUbuntu9.10です。
 このHDDはちょっとやっかいな癖がありましたが、先人達とグーグル先生のおかげで解決できましたのでメモメモ。
 物理的なフォーマットが従来のHDDとはちょっと異なっているWD20EARSです。WindowsXPでは、WDの提供するツールで予め操作しておかないと速度がものすごく遅くなるという。(そのためかセール品になりやすいみたい)
 WindowsXP以外でも、この症状は出ます。たとえばLinuxとか。

 で、このWD20EARSを普通に使えるようにする手順はいくつか発表されていますが、今回使用したのはWDのツールを使用せずに、fdiskで解決してしまおうというものです。
 ここ(Linux で 4096 バイトセクタ HDD を fdisk - daily dayflower)の「方法 1」でいきました。違うのは、複数のパーティーションではなく単一のパーティーションをつくる を6回繰り返しただけですので、詳しい方法はリンク先を参照。肝は1回普通にパーティーション確保して、xコマンドでエキスパートモードに移って、bコマンドで開始セクタを64に変更というものです。(後、最後にwで書き込むのを忘れずに)
 fdiskは、Debian(lenny)に入っているものを使いました。
 その結果はこんな感じ。
上級者コマンド (m でヘルプ): p

ディスク /dev/sda: ヘッド 255, セクタ 63, シリンダ 243201

Nr AF Hd Sec Cyl Hd Sec Cyl 開始 サイズ ID
1 00 1 1 0 254 63 1023 64 3907024001 fd
2 00 0 0 0 0 0 0 0 0 00
3 00 0 0 0 0 0 0 0 0 00
4 00 0 0 0 0 0 0 0 0 00

ちゃんと1番パーティーションの開始セクタが64になっています。

 で、その処置をして6台でLinuxソフトウェアRAID5を組んだHDD達のパフォーマンスがこんな感じ。fsはxfsです。(計測方法はGALACTIC FUNKさんを参考にさせていただきました)
$ dd if=/dev/zero of=./hage bs=128k count=32768
32768+0 記録始め
32768+0 記録終わり
4294967296 バイト (4.3 GB) コピー終了, 15.2611 s, 281 MB/s

280MB/秒出ちゃいました。
 Google先生によれば1Gbps(ギガビットイーサ)の速度がだいたい128MB/secですので、家庭内ファイルサーバとして使用するには申し分ありません。S-ATA2の上限が300MB/secですので、きっと頭打ちでしょう。S-ATA3にするまでは。
 ちなみに、HDP725050GLA3602台のRAID1(fsはext4)では98MB/secでした。ソフトウェアRAIDだし仕方ない。




 DebianではなくUbuntuにした理由とは……インストールがうまくいかなかったから。
 WD20EARS×6台をSATA0〜5に、システム用のHDP725050GLA360×2台をSATA6〜7につないでいます。
 で、SATA0〜5と6〜7でチップが違うんですよね。RAID5組むときになるべく統一したいじゃないですか。
 でも、Debian(lenny)だとインストールは完了したように見えても起動しない。ひょっとしたらGRUBがだめなのかも。でもUbuntu9.10だとOK。起動ドライブを/dev/sdaにしなくても起動できたんで、Ubuntu使ってます。
 ま、UbuntuはUbuntuで、デスクトップ版CDがソフトウェアRAIDに対応していないんで、Alternate使ったんですけど。
posted by 鯖缶 at 22:44 | Comment(0) | TrackBack(0) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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